喫煙が及ぼすインプラントへの悪影響とは?

      2024/07/10

喫煙が及ぼすインプラントへの悪影響について

喫煙が及ぼすインプラントへの悪影響

鹿児島の歯医者「ながやまデンタルクリニック」の歯科衛生士です。

煙草には多くの有害な物質が含まれているため、喫煙することによって口腔内環境に様々な悪影響を及ぼします。特に外科処置が必要となるインプラントについては、治療結果が大きく左右されるため、注意が必要です。

そこで今回のブログでは、喫煙が及ぼすインプラントへの悪影響についてお話したいと思います。

①インプラントと顎骨の結合が阻害される

煙草に含まれるニコチンは血管を収縮させるため、歯周組織の血流が悪くなります。歯周組織の血流が悪くなると、埋入したインプラントと顎骨がうまく結合しない可能性が高くなり、手術自体が失敗に終わるリスクがあります。

②傷の治りが遅くなる

煙草の煙に含まれる一酸化炭素は、ニコチンと同じように血流を悪くするだけでなく、血中のヘモグロビンと結合することによって各組織への酸素供給を減少させるため、手術後の傷の治癒が遅くなります。

③歯周病(インプラント周囲炎)になりやすくなる

唾液は口腔内の汚れを洗い流す自浄作用や殺菌など、様々な働きがあります。煙草を吸うと、口腔内が乾燥して唾液の働きが低下するため、細菌が繁殖しやすくなります。

細菌が繁殖して歯周病やインプラント周囲炎になると、症状が悪化することで歯茎や骨が溶かされ、最終的にはインプランㇳが抜け落ちてしまう可能性があります。

④感染症のリスクが高くなる

煙草に含まれるニコチンなどの有害物質は白血球の働きを抑制します。白血球は体内に侵入した細菌と戦う血液成分ですので、白血球の働きが抑制されてしまうと、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなり、結果的にインプラントの状態が悪くなる可能性が高くなります。

鹿児島でインプラント治療、インプラント治療後のメンテナンスならながやまデンタルクリニックにご相談ください。

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