口腔ケアの実際⑥
2024/07/10
こんにちは。ながやまデンタルクリニック日記投稿斑です。
やっぱり今日も続きでSNSでも話題になっている口腔ケアについてお話したいと思います。
前回は口腔ケアの口腔衛生状態の管理が体に対する細菌やウィルスの感染の防御力を上げるということについてお話をしました。お口の中には歯茎からはえている歯というものがあります。歯の周りは歯肉溝という骨へと通ずるかなり特殊な組織があります。歯はエナメル質、歯肉は上皮で囲まれていますがこの歯肉溝だけは対外的なものが入ってこないような強固なバリアができていません。ですから絶えずこの部分は組織応答がしやすい状態にして免疫が起こりやすい状態にしています。このことを自然免疫(1次免疫)といいます。この自然免疫は生れ持ったもので常に細菌やウィルスをパトロールしています。そして歯肉溝のさらに深部に細菌やウィルスが侵入してしまったときに働くのが獲得免疫(2次免疫)というものになります。はしかに2度かからないとかインフルエンザの予防接種などがこれにあたりますね。
だんだんと歯科から離れていっているような気がするので直にまた話を戻しますね。
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