歯垢と歯石の違いってナニ?

      2024/07/10

歯垢と混同されやすいものとして《歯石》があります。歯垢と歯石で一番大きく違うところは、歯垢はやわらかく、歯石は硬い、ということですが、実は歯石はもともと歯垢が固まってしまったものです。

唾液の中には、リン酸やカルシウムというようなミネラル成分が含まれているのですが、歯の上に溜まった歯垢が取り除かれずにそのままになっていると、唾液中のミネラル成分によって固まって歯石へと変化していくのです。

「歯磨きをしているのに、すぐ歯石が溜まってしまう」という人は、普段の歯磨きで歯垢がちゃんと取れていないことを疑ったほうがよいでしょう。歯垢であるうちは、歯ブラシなどの清掃器具を使えば、自分で取り除くことができます。しかし、歯石になると自分でとることは不可能になります!

 

☆歯石を取ったほうがよい理由とは・・・?

実はこの歯石、意外なことにそれ自体には毒性はないと言われています。しかし、歯石は取らないといけません。

それは、なぜかというと、歯の周囲についている歯石が口の中の細菌の足場となって、歯周病を悪化させてしますからなのです。歯石がある限り、どんなに歯磨きをしても、歯の周囲の細菌の悪影響を防ぐことができません。歯石のたまりやすさには個人差がありますが、歯茎の健康のためには、定期的に歯科医院で歯石除去をしてもらうことをお勧めします!

鹿児島市で歯科をお探しの方は、ぜひ、ながやまデンタルクリニックまでどうぞ☆

次回は《歯茎が下がる原因と対策》についてお話していきますね!

 

    歯科衛生士 北野



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