スタディーモデル検査④について
2024/07/10
前回は基礎・基本検査のスタディーモデル検査のスタディーモデル(歯型)
の作製法についてお話させていただきました。
今回はどのような材料を作ってそのスタディーモデルを作製しているかについて
お話ししたいと思います。
まず、型どりの材料の印象材についてですが、その必要とする要件として
・歯冠の最大豊隆部などのアンダーカット部分(歯や歯ぐきの凸形状や
凹形状の形態)を超えての印象採得ができる
・印象除去後の永久変形が残らず、元の状態に
復する正確な模型ができる弾性の性質を有している
・印象面の表面粗さの精密な再現、操作性、
硬化速度、経済的な寸法安定性、
価格などが考慮されている
・注入される模型材もしくは石膏と反応せず
正確な模型が得られること
が挙げられます。
弾性ひずみとは
一定の応力を受けてももとに回復する性質のことで、
アンダーカット部分の再現性に関与します。
永久ひずみとは
一定の応力を受けてももとに回復しない性質のことで、
印象採得の精度に関与します。
次回はもう少しだけ詳しくお話していきます。
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