歯の寿命!予防歯科『する』、『しない』でこんなに変わる

      2024/07/10

『予防歯科』という言葉を聞いて、まだピンとこない人も多いかもしれませんね。日本では歯に問題が起こってから歯医者に行く人が圧倒的に多く、歯が悪くなる前に歯医者に通う『予防歯科』の考え方が浸透していないので無理もありません。

予防歯科が進んでいる欧米諸国と日本では歯の健康度合いに大きく差があるのをご存知ですか?厚生労働省の調査によると、最も予防歯科が進んでいる国のひとつで、国民に予防歯科が浸透しているスウェーデンと、予防歯科があまり浸透していない日本では、歯の寿命に大きな差があることが分かりました。実際いったいどのくらいの差があるのでしょうか?

 

*予防歯科が当たり前なスウェーデンの場合

北欧スウェーデンでは、現在予防歯科を受診することが義務になっており、国民のほとんどが虫歯や歯周病を予防するために歯科に通っています。そのおかげで、80歳の時点で残っている自分の歯の平均本数は25本という結果が出ています。親知らずを除いた全部の歯の本数は28本ですから、80歳の時点でたった3本しか失っていないということになります。

*予防歯科が浸透していない日本の場合

日本で予防歯科のために歯医者に行く人は全体の2%以下と言われています。つまり何かトラブルが起こってから歯医者に行く人がほとんどの日本では80歳時点で残っている自分の歯の平均本数はわずか7.5本!スウェーデンの3分の1にも満たないという結果が出たのです。

症状がなくても歯科受診することは歯を守るためにとても大切なことです。鹿児島市で予防歯科をお考えの方はぜひ、ながやまデンタルクリニックまでどうぞ。

次回は歯医者に行く目的で大きく歯の寿命が変わってくることについて詳しくお話していきます。

 

                  歯科衛生士 北野

 

 

 



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